この凧は、コノーバーというアメリカ人が考案した凧(Conover Eddy Kiteとよばれている)を 基にして、日本での使用材料にあわせて修正した凧です。 Eddy Kiteとは、日本でいう「ダイヤ凧」のことです。コノーバー凧は、ダイヤ凧の変型の 一つといえます。 この凧の下の縁にある切り込みは尾の代わりをして、尾がなくても安定して揚ります。 真ん中の穴に糸を通して、縦骨と横骨の交点を結んでいくと連凧にもなります。
■ダイヤ凧の材料と工具: 使用材料: 竹ひご: 直径3ミリx長さ900ミリ 2 本(凧1枚当たり) ポリエチレンシート(650ミリ x 800ミリのカラー・ポリ袋 1 枚で凧 2 枚) 凧糸4号 セロテープ 工具: ベニヤ板(作業台) ペンチまたはニッパー(竹ひご切断用) カッターナイフ 定規 画鋲(ポリエチ切断時の固定用) ■製作手順: この凧の製作手順については、次の点を考慮し、それ以外はダイヤ凧を参照して ください。 コノーバー型ダイヤ凧の下の縁にある切り込みは尾の代わりをしますが、この切り 込みは風の力で次第に深く切り込まれたいくので、それを防ぐために、ダイヤ形 の下縁に沿って裏側からセロハンテープを貼っておいてください。